記憶色

桜のシーズンですね^^

 

では、桜の色は何色?

『ピンク』でしょ!

って、実際近くで見ると~

 

『ピンクっていうより白っぽい』って思ったことないですか

私たちの桜のイメージって

桜=ピンク、ですよね

これって、

『リンゴは赤い、バナナは黄色い』などのように

そのものを見なくてもその色がわかる

記憶の中にある色『記憶色』と言われ

実際の色よりもその色のもつ特徴が強調されて

記憶される傾向があるんです

ということは、

私たちの周りにある

写真、印刷物、画像等の色再現においては

実はこの『記憶色』がとても重要になってきます

つまり本物の色よりもどれだけ記憶している色(好ましい色)に近づけて色再現されているかが需要なんです

たとえば①、

桃の缶詰のパッケージ、

熟して美味しそうな『ピンク』の桃の写真がほとんどです

実際の桃は『ピンクというより肌色っぽい』感じですが

実物の写真をパッケージに使うより、

美味しそうなピンクの桃の写真の方が、『記憶色』に近く、売れるんだと思います(笑)

たとえば②、

日本人女性の美しい肌色、

イメージとしては、明るい色白肌でしょうか

ポスターや雑誌、CMなどは、肌色の記憶色を研究し、

好感度が高い好ましい色再現が実施されていると言われています

って言うか、

私たちってこれもうすでに自分でやってますよね!?

『自撮りして写真加工』

好ましい自分♡きれいな自分♡つやつやで色白な自分(ちょっとやりすぎ?笑)

『記憶色』って何?って思ったあなた!

要はそれ!

盛っちゃってください!(笑)

2023年03月22日